お部屋の中に花があるって良いですよね。
玄関に入ったら花の香りが出迎えてくれて、部屋にはお気に入りの花が待っていてくれる
なんてほっとしますね。
でも、切り花の寿命は1週間から長くて3週間ほどです。
長く保存できるプリザーブドフラワーを自分で作れると嬉しいですよね。
アレンジ次第で贈り物にもできます。簡単な作り方をご紹介します。
プリザーブドフラワーは簡単に作れる?
お店で買うと値段をみてびっくりします。小振りのちょうど良さそうなものでも3000円
~4000円位します。2000円台ならバラの中1本が入っていれば良い方です。
確かに作り方は難しそうだし、コストもかかりそうです。
では、自分で作ることはできないかしら。なるべく安く。
プリザーブドフラワーを作る工程は
・脱水、脱色
・着色
・乾燥
脱色にはエタノール、着色にはインクなど
薬局から買えたり、文房具屋さんから買えたりと安く手に入る方法があります。
専用液や教室で習う方法よりはうまくできないとは思いますが、色の組合せでは世界で1つ
だけのプリザーブドフラワーを作る事が出来ます。
プリザーブドフラワーに向いていない花もありますが、うまくアレンジすると手作り感満載
のプレゼントができます。ぜひ挑戦してみて下さい。
プリザーブドフラワーを作るための材料は?
プリザーブドフラワーを作る工程は
・脱水、脱色
・着色
・乾燥
ですが、それぞれに必要な液があります。
専用の液は大手通販サイトで手に入りますが、ドラッグストアや薬局などで買えるもので代用
できます。
・消毒用エタノール(脱水、脱色) 300円台~
・精製グリセリン(着色) 500円台~
・プリンタや万年筆のインク(着色) 1000円台~
作り方
1.花を準備する...バラ、カーネーション、ユリ、アジサイ、ラン、ヒマワリなど
新鮮なうちに茎を2~3㎝程残してカットする
花の形が崩れないようにすぐに脱水・脱色の作業をする
2.脱水・脱色をする...ボトルやコップなど花がすっかり浸るような容器にエタノールを
入れ、その中に花を沈め、一日置く。しっかり脱水・脱色したら
着色液につける。
3.着色液を準備する...作り方
1、グリセリン2:水1を混ぜ合わせる
2、染めたい色のインクを垂らし好みの色を作る
3、35度位になるようにレンジで軽く温める
4.脱水・脱色した花の茎をカラー液に浸す...口の広い容器に箸などを2本渡し、花を
ひっかけ、茎が液に浸るようにし、一日
程待つ。
5.乾燥させる...カラー液から花を取りだし、乾燥剤などと一緒に容器に入れ一日~
2日程待つ。
時間をかけてじっくり各工程をしてくださいね。
いそいで乾燥させると花が崩れたりするので、気長にやりましょう。
プリザーブドフラワーをアレンジしよう!
ようやく出来たプリザーブドフラワー。
アレンジしてみたもののなんだかしっくりこない。
アレンジにはコツがあります。そのコツを押さえておけば、ちょっと色むらがあったって
平気です。
コツは5つです。
1.主役の花
2.色使い
3.イメージに合う器
4.花器の隙間
5.三角配置
大きめな花を中心に、暖色系と寒色系を組合せ、イメージに合った器で、隙間を埋め、三角形
の形に配置をする。
生花をいけるように、花束を作るようにアレンジしましょう。
まとめ
お花を贈るには、生花だけではなく加工された花を贈るのも楽しいものです。
生花が苦手な相手にもお花を楽しんでもらえるように、世界で一つだけの贈り物をしましょう。
手作りされたものならばそれだけで気持ちが伝わります。
うまくいかなくても、それが個性となってまた違った味が加わる事と思います。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。