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急須で緑茶は何回使えるのか。雑菌が繁殖するのは本当か。捨て方は?

投稿日:2019年4月14日 更新日:

一日に何回か飲むお茶はいつも美味しく頂きたいものですね。
急須に入れたお茶葉を取り換えるタイミングはいつなのか、味は変わってくるのか気になるところです。

取り換えないとどうなるのか、急須のお茶っぱが上手く捨てられない、何度も捨てるのは勿体ないなど
様々な疑問にお答えします。

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お茶っ葉は何回使えるのか

お茶は急須で入れるのが一番美味しいものです。
一度急須に入れたお茶葉は一日に何回取り換えますか?

毎回、一度だけ、2日は使う、など人それぞれ違いはあると思いますが、毎回取り換えた方がよさそうです。
お茶の成分でカテキンがあります。抗菌作用があるものなのですが、煎じることでほとんど湯に溶け出してしまいます。
残ったタンパク質がカビたりして有害な物質が出てきてしまいます。夏場は特に要注意です。

ビタミンCも溶け出てしまうので、色や味が変わったりビタミンCの効能も望めなくなります。
長くても3~4時間経ったお茶葉は取り換えなくてはいけません。

宵越しのお茶

昔から「宵越しのお茶は飲んではいけない」と言われています。
一晩はだいたい7~8時間くらいではないでしょうか。
昼間は食事と食事の間はおよそ5時間~6時間くらい、若しくはそれ以上となると一晩よりも長いことになります。

抗菌作用が溶け出てしまったお茶っぱを、それだけ長い間急須に入れっぱなしにしておくことは、衛生上もさることながら健康にも良くないとのことからだと考えられます。

とは言え、毎回捨ててしまうのは勿体ないような気がします。
淹れ終わったあとすぐであれば、食べることは問題ありません。急須に残った茶葉にはカロチン、ビタミンE、食物繊維は沢山残っています。食べることで、それらはすべて摂ることができます。

ただ煎茶は苦味が強いので、「玉露」のようにカテキンが少なくうま味成分のアミノ酸が多いお茶葉のほうが良いですよ。ほうれん草のおひたしのような食感です。お醤油をかけて食べます。

一回に煎じる回数

煎茶は一煎目と二煎目、三煎目では味が違います。
日本茶は「甘・渋・苦」を楽しむと言われます。
一煎目で甘味、二煎目で渋み、三煎目で苦味を味わうというものです。

どんなお茶でもと言う訳ではなく、高級なお茶でお湯の温度を変えながら淹れると「甘・渋・苦」を楽しめます。
茶葉の色が濃く、縒り(より)の細いお茶を選んでみて下さい。

普段使いの100g1,000円未満くらいのお茶は、熱めのお湯で淹れると美味しいです。
二煎目までを楽しむと良いでしょう。

美味しいお茶の淹れ方

煎茶は70~80度(湯気が横揺れしている程度)のお湯で約1分ほど置いてから湯のみに注ぎます。
温度が肝心なのですが、保温ポットのお湯は約90度なので、一度人数分の湯のみに注いで下さい。
お湯を冷ます事と分量を量るためです。

お茶葉を急須に入れます。
量は一人当たり約2g、大さじ1杯弱でしょうか。2~3人分で大さじ約2杯くらいです。
1人分なら少し多めに入れた方が美味しく淹れられるので、大さじ1杯入れましょう。

湯のみに入れておいたお湯を茶葉が入った急須に入れます。静かに入れて下さいね。
蓋をして約1分ほど置きます。お茶の葉が開くのを待つためです。

急須を廻すと濃さが調節できます。3~5回位でしょうか。蓋を抑えてゆっくり廻して下さい。
注ぎ始めは薄く、後になると濃く出るので人数分のお茶が同じ濃さになるように少しづつ各湯のみに注いでいきます
。必ず最後の一滴まで注いで下さい。2煎目、3煎目が美味しく頂けます。

お茶を美味しく淹れられる事が、良いお嫁さんの条件だった時代がありました。
女の子は母親からお茶の淹れ方をキチンと教わったものです。
仕事に就いても、お茶を上手に淹れられる女子はモテましたし、上司に一目置かれて来客のお茶を任されました。
今はそんな事はないのでしょうか。

お茶に雑菌が繁殖

お茶には抗菌作用があるカテキンが含まれていますが、淹れることによってほとんどが溶け出てしまいます。
残ったアミノ酸(タンパク質)が腐敗しやすいために空気中の雑菌が付着して、高温多湿になった急須の中で繁殖していくわけです。

細菌は高温多湿を好みます。
種類にもよりますが、食中毒を起こす細菌は気温20℃以上になると活発になり、25℃以上・湿度70%以上で一気に増えます。
 

食中毒は腐った物を食べて下痢や腹痛を起こすことと思われていますが、意外にも腐ったものと食中毒には因果関係はなく別物です。腐った臭いがしていても食中毒菌がいなければ中毒にはなりませんが、臭いはしなくても食中毒菌がいれば中毒は起きるのです。

カビが生えていない、色が変わっていない、臭いがしていないなどで大丈夫と思わない方が良さそうです。
長時間急須に入ったままのお茶葉は危険と思いましょう。毎回取り換えることをおすすめします。

ペットボトルの飲み残しは危険

飲みきれなかったペットボトルのお茶にも要注意です。
コップに注いで飲み、残りは冷蔵庫で保管するのがベストなのですが、普通に口を付けて飲みますよね。

口の中の細菌がペットボトルの中に入り込むので、飲み残しを常温で次の日まで置いたり車の中に放置しておいたりしたら大変です。24時間後には100倍以上に細菌が増えていることが分かっています(食品微生物センター調べ)。蓋を開けたらなるべく早く飲みきるか、残ったお茶は冷蔵庫で保管しましょう。

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急須の茶殻の上手な捨て方

毎回取り換えるのが面倒なのは、茶殻を捨てるのが煩わしいという事はありませんか?
急須に残った茶殻を水で流すと排水口に流れていってしまいますよね。

・ストッキング状の水きり袋の中で洗う
・「茶こぼし」に捨てる
・チラシなどに空ける
・水を張ったボウルに浸して濯ぐように洗い、水ごと三角コーナーへ捨てる

おすすめなのは、ストッキング状の水きり袋です。
その名の通り、水を切ることができるので絞って掃除や脱臭剤としても使えます。
 

裏技として、急須の注ぎ口を左手でしっかり握り右手で注ぎ口の反対側をポンと叩く。まとまった茶殻を手ですくって捨てるという方法もあります。お試しください。

茶こぼしとは

旅館などで見かける「茶こぼし」は、今ではあまり見かけなくなりました。
穴のあいた器が,お茶セットと一緒に置かれているのを覚えていますか?

使い方は、飲み残しや注ぎ残しを上から注ぎ捨てます。茶葉を取り換えたい時は、蓋を取って茶殻を捨てます。お茶っぱが急須に残りますが、そのまま新しい葉を入れてお茶を淹れてかまいません。
 

以前はどこの家庭にもあったもので、金物でできたものが主流だったように記憶しています。
私の家にももちろんありました。水の他に飲み物と言ったらお茶くらいでしたから、一日終わる頃には結構な量が溜まっていたものです。

茶殻の使い道

茶殻は捨ててしまう前に、もう一度使いましょう。
沢山使いたい時はビニール袋に入れて冷凍保存しておき、ある程度たまってから使うといいですよ。

・畳の掃除  出がらしを軽く絞り、畳にまき散らし箒で掃き集める

・床の拭き掃除  そのままタオルなどに包んで床を拭く

・食器洗い   パックに入れて食器の予洗いに使うと洗剤の量が少なくてすむ 
        シンクを洗うとピカピカ、ツルツルになる

・下駄箱の消臭と掃除 埃が立たない

・消臭  乾燥させて、下駄箱や靴

・掃除機の排気の匂い消し  乾燥させた葉を先に掃除機で吸い込む

・魚焼グリルの臭い消し  グリルに敷くと魚の油を吸い取り、消臭効果もある

・生ゴミの消臭  生ごみと混ぜる 

・お香  葉を焙じるようにして香りを立たせる「茶香炉」が市販されている
     フライパンで炒る、ラップをせずにレンジにかけると部屋の芳香剤になる

・入浴剤  だしパックや布の袋に入れて、肌がすべすべになる
      入れっぱなしにすると茶渋が付く可能性あり
      葉が浴槽の中で飛び散らないようにする

・パックに使う  出がらしのお茶パックを使う
         入浴時に洗顔したあと、パックの中身をお湯の中で均等にして顔に乗せる
         上からシリコンマスクで抑える  
         3~4分後に冷たい水で引き締める(重要)

・料理に使う  100g1,000円前後以上の煎茶か玉露
        出がらしをそのまま野菜炒めや焼きそばの具材に混ぜる
        乾燥させて、出汁を取った後の昆布やいりこなどと混ぜてふりかけにする
        茶殻、ゴマ、昆布茶を温かいごはんに混ぜる おにぎり
 
・庭の堆肥   土に埋めるなどして発酵させる
        新聞紙に広げて天日で数日干してから使う 
 

出がらしと言えどもまだまだ使えそうです。
肌に使う時は必ず出がらしを使うようにして下さい。寝たきりの方のおむつかぶれにも効果があるようです。お茶の香りのリラックス効果も期待できますので、機会があったら試してみて下さい。
 
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まとめ

勿体ないからといって、同じお茶っぱを何度も淹れて飲むのも良いですが、健康効果が薄れるだけでなく食中毒の危険を冒してまでもというのは避けたいものですね。

美味しく頂いた後でも使い道はたくさんあります。
とことん使い切ってから捨てましょう。

最後までお付き合いくださり有難うございました。

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